2012年7月3日火曜日

第6回アジアンビリヤードチャンピオンシップ

2012年7月4日〜7月8日にベトナムのホーチミンで「第6回アジアンビリヤードチャンピオンシップ」が開催されます。

アジア6カ国から32名の選手が出場してワンクッションビリヤードとスリークッションビリヤードの二種目で競技が行われ、この大会の優勝者は9月にポルトガルで開催される世界大会に出場することになるそうです。

日本からはワンクッションビリヤードには「町田正プロ」「森陽一郎プロ」「小林英明プロ」の3名が、スリークッションビリヤードには「梅田竜二プロ」「竹島欧プロ」の2名が参戦するそうです。

ワンクッションビリヤードは、スリークッションと同じキャロム競技の一つで、3つのボールでプレーし、文字通りワンクッションで二つの的玉に当てる競技です。

日本やヨーロッパなどでは「バンドゲーム」とも呼ばれるワンクッションで、「バンド」とはおそらく英語で言う「バウンド」のことだと思われます。

日本ではバンドゲームをプレーしているところを見かけることは少ないですが、ヨーロッパではスリークッションを始める前にこのバンドゲームでしっかりと腕を磨いてからスリークッションをプレーするのが一般的のようです。

ちなみに、私は知りませんでしたが、今回この大会が開催されるベトナムはキャロム競技がとても盛んな国で、強豪選手を排出していることでも知られているそうです。


2012年6月29日金曜日

第62回全関東スリークッション選手権大会

2012年7月1日(日)11時〜
ビリヤード小林にて、「第62回全関東スリークッション選手権大会」が開催されます。

9ボールや10ボールなどのポケット競技しかプレーしない人でも、スリークッションなどのキャロム競技を見ることで、次のボールへの手玉のポジションやセーフティーのアイデアなどを考える上でとても良い勉強になると思います。
特に難しい配置の時に、知っていたらとても役立つ知識の元になるかもしれません。

また、スリークッションは興味はあるけれどプレーしたことが無いという人やスリークッションの台があるお店に入りづらいと思っている方がもしもいたら、こういうプロの試合が開催されている日に観戦に行ってみると雰囲気が分かって良いかもしれませんね。

個人的にはディフェンディングチャンピオンの小林英明プロの活躍に期待しています。

JPBF公式ウェブサイト
http://www.jpbf.net/schedule.html

ビリヤード小林
http://kobayashi.silver-dice.com/
東京都新宿区百人町2-10-1 南雲ビル3F
(03)3371-4589
JR山手線「新大久保駅」から徒歩1分
JR総武線「大久保駅」北口から徒歩5分


2012年6月15日金曜日

芸能人のビリヤード対決

テレビのバラエティー番組で芸能人のビリヤード対決が見られます。

土曜プレミアム・芸能界特技王決定戦 ~TEPPEN2012~SUMMER

放送日時
2012年6月16日(土)21:00〜23:00
出演者(ビリヤード)
赤坂泰彦、金子昇、神無月、劇団ひとり、西尾祐、生瀬勝久、白石美帆

フジテレビ公式サイト

2012年6月8日金曜日

Cue's 7月号

Cue's7月号が発売されています。
個人的には「スーパービリヤードエクスポ」の記事が読みたいと思っています。


でも、また新しいキューが欲しくなっちゃうから止めておこうかな(笑)

2012年6月6日水曜日

アメリカンバイナルのキューケース

アメリカンバイナルプロダクト社のキューケース。


かつてはとてもオーソドックスなキューケースとして、多くの人に人気のあったキューケースで、「バイナル型」と表現される程、アメリカンバイナルプロダクト社のキューケースは多くの人に愛されました。


人気があった理由の一つに、「バットの太さを選ばない使い勝手の良さ」があります。多くのキューケースはバットの太さがちょっと太くなってしまうと、入れられなかったり、出しにくくなってしまったりするものが多いのですが、このキューケースはバットの部分にファスナーが付いていて、多少太くなってもスムースな出し入れが可能でした。
特にキャロムをプレーする人に人気が高かったのは、シルグリップなどを付けた太めのグリップのキューを使用する人にとって、バイナルのケースはとても重宝しました。


また、本革製にも関わらず「軽量」だったことも人気の理由だったと思います。本革製のキューケースはケース自体が重いものが多く、キューやアクセサリーを入れると、持ち運びに苦労する程の重さになってしまうものもある中で、このケースは軽量でした。

さらに、一番人気が高かった2X4のモデルでも、1〜2本のスペアシャフトを多めに入れることも出来るスペースがあり、非常に使い勝手の良いものでした。


残念ながら、アメリカンバイナル社はもう無くなってしまったので、このキューケースを購入したいと思っても、デッドストックか中古をオークションなどで購入するしかありませんが、バイナル型のケースは他社からも発売されているので、そういったものを購入してみてはいかがでしょうか。(最近は他社のモデルも希少みたいですが。。。)



また、最近はブレイクキューやジャンプキューなどを入れるスペースのあるキューケースが主流になってきています。その中ではブレイクキューやハイテクシャフトメーカーとして人気のプレデター社のキューケースがバイナル型の進化系ケースなのかもしれません。


2012年6月5日火曜日

Mezzキューのスペアシャフト色々

メッツのキューに使用する色々な種類のスペアシャフトです。

まず、メッツキューのジョイントは「Wavy Joint(ウェイビージョイント)」「United Joint(ユナイテッドジョイント)」「D2 Joint(ディーツージョイント)」「5/16-14 Joint(14山ジョイント)」の4種類があって、5/16-14 Joint(14山ジョイント)以外は全てメッツ独自のジョイント規格なので、他のメーカーのキューとの互換性がありません。

スペアシャフトとしてさまざまな種類のハイテクシャフトがありますが、その性能や性格はそれぞれ。ハイテクシャフトは一本20,000円〜40,000円するのが相場なので、気軽に買い替えるという値段ではないかもしれません。


これが他のメーカーと互換性のある10山や18山のジョイントなら中古シャフトの入手も比較的容易なのですが、独自規格のジョイントの中古シャフトはなかなか簡単には見つからないことも多いので、新品で買うしかないことも。

また、海外メーカーのキューやシャフトなら、eBayで探すこともできますが、メッツのような日本製のキューのシャフトは日本国内の方が多く流通しているので、ヤフオクの方が見つけやすいかもしれません。




2012年6月3日日曜日

楽天スーパーセール

今日、6月3日は楽天スーパーセールの日。

どうせ買い物するならポイントが多く貰える日がお得。
楽天ブックでビリヤード関連の書籍やDVDを探してみるのもオススメですよ。

また、普段あまりネットで買い物しないという人も、色々な商品があって楽しいと思います。キューやシャフトのような高価な物だけじゃなく、メンテナンスに使えるグッズを買って試してみるのもオススメです。



2012年5月21日月曜日

ビリヤード関連の書籍

ビリヤード関連の書籍や雑誌は色々ありますが、本屋さんの店頭には限られたものしか並んでいないことがほとんど。

その点、やはりアマゾンなどのオンラインストアなら中古も含めて品揃えが豊富なので、オンラインストアでどんな本があるのか見てみるのがオススメです。

レベルアップに欠かせない知識や効果的な練習方法などを入手しましょう。

Amazonオンラインストアはこちら


2012年5月19日土曜日

メキシコのチョーク

メキシコから輸入したチョーク。

日本では見た事もないものばかりだけど、意外にもメキシコはキャロムビリヤードの人気が高いので、アメリカとは違ったビリヤードグッズが流通しているようです。

ちょっと変わったデザインのチョークはコレクションするのも楽しいので、こういう買い物は楽しいです。



使い物になるのかは甚だ疑問もあるけれど、ちょっと面白い買い物だと思いました。

ちなみに、空輸されたパッケージは明らかに怪しげな小包。日本の税関で開封されて中身をチェックされたようですが、メキシコからこんな小包が届いたら、明らかに怪しいですよね。(笑)



2012年5月10日木曜日

テレビで小林プロと界プロの神業が見られます!

今夜、2012年5月10日(木)の23:00〜23:55、BSフジで放送される北野たけしの「等々力ベース」という番組で、ビリヤード道というビリヤードの特集が放送されます。

ロケは東京都中野区野方にある「コビービリヤード」で、小林英明プロと界敦康プロが出演され、神業を披露しているそうです。




コビービリヤード
住所:東京都中野区野方6-50-10/B1 
Tel/Fax:03-3336-6030 
営業時間:13:00〜4:30
http://kobbybilliards.com/

2012年5月8日火曜日

Cue's 5月号

毎月発行されているビリヤード雑誌「Cue's」。 

雑誌の便利さはネットとは違ってパソコンも不要だし、じっくり読めるところ。 アナログ世代にはやっぱり本や雑誌は嬉しいものです。

 

2012年5月2日水曜日

Stussyの8ボールTシャツ

1990年代にブレイクしたStussyの8ボールデザインのTシャツの最新版です。

やっぱりこの大きな8ボールのデザインは今でもカッコいいです。
こんなTシャツを着てビリヤードしていたら楽しそうですよね?

ステューシーの中でも人気の高いデザインなので、あっという間に入手困難になってしまうことが多いので、欲しいと思ったらすぐ購入した方が良さそうです。もしも日本国内のサイトで売り切れてしまっていたら、eBay(セカイモン)で探してみるのも一つの方法です。





エドハーディーの8ボールキャップ

エドハーディー(Ed Hardy)の8ボールデザインのキャップをご紹介します。
刺繍のボリューム感があっていい感じです。

こういうアパレルブランドから8ボールや9ボールデザインの商品がもっとたくさん発売されて、日常的にビリヤードに触れる機会が増えたら、もっとビリヤード人気も盛り上がるのではないかと思っています。





Stussy(ステューシー)の8ボールステッカー

ステューシー(Stussy)の8ボールのデザインのステッカーです。

車のリアウインドウやハードタイプのキューケースに貼るのにピッタリ。
1990年代のデザインですが、今見てもカッコいいです。


値段も手頃なので、好きな人は何枚かまとめて買っておいて、ストックしておくと良いかも。おそらくいずれは入手困難になってしまうと思われる一品です。



2012年4月27日金曜日

チョークのTシャツ

お気に入りのビリヤードグッズを色々と紹介したいと思っていますが、今日はTシャツのご紹介です。

ビリヤード関連グッズの多くは、9ボールや8ボールがデザインに使用されていますが、このTシャツの主人公はビリヤードの名脇役「チョーク」です。

Got Chalk?(チョーク付けたぁ?)

カシュっという何とも甲高く耳障りなキューミスの音は、広いビリヤード場を一瞬にして静かにもするパワーを持っていますが、プレーをしている時の大事な局面においては、致命的なミスであることが多いもの。

したがって、たかがチョークではありますが、されどチョークなのです。

しかもそのチョークを塗り忘れたり、塗り損ねたりして、大事な一球をミスしてしまう。
試合であれば運命の分かれ道において、その命運はチョークにゆだねられているのかもしれません。

Got Chalk?(チョーク付けたぁ?)というフレーズは、もともとロッククライミングをする人々の中で使用されている手に付ける滑り止めの粉チョークを、「付け忘れたら滑り落ちて死んじゃうぞ」という注意喚起として有名。

このTシャツはそれをビリヤードへ引用したもの。

ビリヤードでも「付け忘れたらミスキューして負けちゃうよ」。
大事な局面では、常に自分自身に言い聞かせたいものですね。

ちなみに、このTシャツはアメリカのWebsiteからネット通販で購入したものです。これからももっと海外から色んな物を探してきて、ご紹介したいと思っています。






2012年4月23日月曜日

試合に備える

ビリヤードの試合への準備について。

1. 集中力が勝負を分ける
「睡眠をしっかりと摂って試合に臨む」ビリヤードには集中力が求められるので、集中力が低下しないような対策を考えます。

2. 不安感を軽減する練習と自信
「この球は外れちゃいそう」と思って撞くのはまだましで、相手が強そうだからというだけで失敗を恐れてしまうのは最悪。でも人間だれしもそんな臆病風に吹かれることはあるもの。その不安感を打ち消せるのは「自信」だけ。その自信の裏付けになるのが「練習」と「知識」なので、しっかりと練習しておくことが大事だと思います。

3. 普段通りを心がける
必要以上に観客や相手を意識せず、普段通りのプレーを心がけるのが大事。これが出来ればいつも通りの結果が得られるはずです。。。よね?例えば難しい配置でファウルの確立の低いショットを選択する上で、一番自分が得意とするショットをいつも通りに選択するのが大切だと思います。

4. クツへの配慮
ビリヤード場によっては、床が木だったり硬くて滑りやすい素材のお店もあります。そういうお店では撞きづらい球を目一杯身体を伸ばして撞く時に、とても不利になるので滑りやすいクツをオススメします。また、普段よりも厚底のブーツやかかとの高いクツを履くと、ビリヤードの台に対して姿勢や目線が高くなり、構えづらくなるかもしれません。さらに、試合が長時間になる場合には当然疲労感が出てきますので、足が痛くならないクツ、疲れにくいクツを選びましょう。

5. Myチョークを使う
自分のタップに合わないチョークだと、普段よりもキューミスやミスショットが増えてしまいます。自分のタップに合うMyチョークを普段から使用し、それを持参するのが良いと思います。

6. 寒さ対策も重要
試合は待ち時間があって、冬場であれば防寒対策はそれなりに出来ていると思いますが、夏場は冷房が効いている中ですっかり冷えてしまうこともあるので、より注意が必要です。緊張している時に寒さが加わると、普段通りに身体が動かずに良い結果が獲られなくなるかもしれないので、冷房も含めて防寒対策は重要です。

7. 服装への配慮
構えにくい球や撞きづらい球を撞く際に、邪魔にならないデザインの洋服を選びましょう。
また、肩や背中や胸などが普通に動きやすいことも重要だと思います。

8. 栄養の摂取
アミノ酸や糖質が減ると、集中力が低下してしまいます。ましてや長時間に及ぶトーナメントなどの場合には、それらを適宜摂取しておくことが大事です。サプリメントなどを活用するのがオススメです。

9. スペアシャフト
普段はスペアシャフトなんて不要な贅沢品くらいに考えている人もいるかもしれませんが、万が一試合中にタップが取れてしまったら。。。スペアシャフトが無ければ大変なことになるのは明白です。スペアシャフトも含めてキューだと考えるくらいにしましょう。


私のような「へなちょこ級」であれば、敗退の原因は腕前と言い切ることは簡単ですが、せっかく上手な人であれば、順等に勝ちを重ねたいところでしょうから、これらの対策をしっかりとして、良い結果を出したいものですね。

私はまず「練習」をしっかり頑張ろうと思います。


2012年4月16日月曜日

タップの種類(構造)

タップについて知識を増やそうと思い、まずはタップにはどんな種類があるのかと調べてみたら、知らない銘柄のもの沢山あってビックリ。(笑)

無知であることの恥ずかしさは、無知であることに気付いてから感じられる訳で、本当にタップのことなんて何も知らなかったんだと改めて自覚しました。

そこで、まずはタップを「構造」で分類して整理することにしました。

「単層」
「積層」
「ファイバー/樹脂」

「単層」
革を加工して作られた昔ながらのタップ。
代表的なのは「プロフェッショナル」。

「積層」
薄い革を何層にも張り合わせて作られたタップ。
代表的なのは「モーリ」。

「ファイバー/樹脂」
硬いことが特徴で、ジャンプやブレイクキューに主に使われる。

昔は「単層タップ」しか無かったから、その中で良質なものを選んで使っていたけれど、同じ銘柄のタップでも品質にばらつきがあるのが単層タップの問題点で、それを補うために開発された「積層タップ」が大人気となって、今ではすっかり主流となっているようです。

硬さ、反発力、耐久性など、ボールとキューが接する接点であるタップの役割は、キューのバットやシャフトとの兼ね合いや、チョークの種類などとの組み合わせの中で選ぶ必要があるから、タップ選びはとっても大切。

でも、正直言って初心者〜中級者には、タップの特性によるショットへの影響はあまりよく分からないかもしれません。ただし、タップの手入れが悪いと、キューミスが増えたり、ひねりが入りにくかったりするので、タップの手入れをするところから、タップについて考えてみるのが良いと思います。

実際に、僕自身もタップのことについては本当に無知なので、プロ選手やお店に相談してタップを選んだり、付け替えてもらったりしています。やっぱり正しい知識と技術があるし、新商品の情報やトレンドなども知っている人のアドバイスが一番ですからね。

それと、タップにチョークを付ける時の付け方で、タップの形が変わってくるので、気をつけましょう。



2012年4月9日月曜日

タップの重要性

ビリヤード歴は長いけれど、未だによくわからないのが「タップ」の重要性。 

キューと球の接点なので、重要であることは理解できるけれど、今でもその特性、違い、性能などについてはよく分かっていないというのが正直なところ。

こんなことだからいつまでもへなちょこ級なんだろうって思うけれど、ビリヤードの中で、正しい知識を身につけるのは難しい部分でもあるんですよね。 

昔は「ブルータップ」「チャンピオンタップ」くらいしか名前も知られていなくて、それ以外のタップはあまり耳にすることはありませんでした。

その後「モーリタップ」の出現で、様相は一変したけれど、その後ビリヤードをしばらくプレーしない時期があったので、その後に登場したり人気になったタップについては全然知りませんでした。 「カムイタップ」や「幡ヶ谷タップ」など色々なタップが登場しているようで、タップの世界の進化も日進月歩のようです。

しかもキュー(バット)の素材との相性やシャフト、先角、競技などに応じてタップ選びもその原則は色々と変わるようです。 キューの違い、シャフトの違い、タップの違いなどを感じ取って、その相性を分析するのは本当に高いレベルでプレーが出来る技術と、それを支えるしっかりとした知識、そしてそれらを培った経験などが組合わさって出される結論なのだろうと思います。 

ビリヤードをより高いレベルでプレーするためには、タップについてもしっかりと勉強しなければならないのだろうと感じています。


2012年3月31日土曜日

理想のキューはどんなキュー?

理想のキューってどんなキューなのか?

その答えは大雑把に言えばシンプル。
「カッコいいキュー」か「性能が良いキュー」か「格好良くて性能の良いキュー」のどれかだと思います。


「カッコいいキュー」とは?
カスタムキューの多くがそうであるように、まずは単純に見た目の魅力ということで、場合によっては性能は二の次だったりすることもあります。また、「カッコいい」という言葉には「美しい」という意味も含まれていて、象牙など贅沢な素材が使用されているキューという意味の場合もあります。
キューは使ってこそと考える人もいると思いますが、一方でキューを工芸品や美術品として観賞して楽しむ人もいます。


「性能が良いキュー」とは?
キューの性能はさまざまな性質を性能と呼ぶので、なかなか一概にどういうキューが高性能なのかと定義することが難しいかもしれません。
例えば、強く撞くことが難しい女性には、パワーのあるキューは高性能と感じられるでしょうし、男性には強弱のコントロールが難しいと感じられるかもしれません。
キューには素材や構造などによって、さまざまな個性があります。その個性を性能と表現することが出来るのですが、自分の求める個性ではない個性があるキューに対しては撞きづらい、難しい、自分の好みには合わないということになる訳です。

また、シャフトやタップによっても性能が変わるので、性能の良いキューとは自分の好みの個性のあるバットとシャフトとタップが組合わさったキューのことだということになります。最近は特にACSSや314やOBなどのハイテクシャフトの性能が向上しているので、シャフトの重要性が以前にも増して大切になっていると思います。


要するに、「理想のキュー」とは
性能や好みは人それぞれだとすると、「理想のキューは人によって違う」という結論に至りました。しかもその人の腕前も変化するし、テーブルや球が変わっても変わるでしょうし、本当に良いキューに出会うのはとっても難しいと思います。

もしかすると、理想のキューは自分の好みで探し続けて出会い、また新しいキューを探して出会うということを繰り返し続けるものなのかもしれませんね。


私の場合は、アマチュアなので「カッコいいキューで上手にプレーしたい」と両方追いかけてしまうので、なかなか難しいところがあるのですが、アマチュアであってもやっぱり競技には競技用のキューが欲しくなるし、普段はカッコいいキューで楽しくプレーしたいって思います。

最近は特にスリークッションの競技用にはMusashiが欲しくて、たまに遊んだり観賞したりするためのタッド/Tadやジナ/Ginaが欲しいって思います。どれもなかなか気に入ったデザインのものは手に入りにくいし、値段も。。。(我ながら贅沢な夢です)




2012年3月30日金曜日

東京とその周辺でスリークッションができるお店

東京とその周辺にあるビリヤード場で、スリークッションの台があるお店のリストを作りました。スリークッションをやったことが無いという人には是非チャレンジしてみて欲しいです。もしかしたらポケットビリヤードよりもハマるかもしれませんよ。


コビービリヤード
東京都中野区野方6-50-10 B1
03-3336-6030

山水ビリヤード 本店
東京都新宿区高田馬場2-18-11 稲門ビル2F
03-3209-6047

Billiard ALICE
東京都大田区本羽田2-9-8 2F
03-3743-3192

ビリヤード松本
東京都中野区東中野町3-2-5 シャトル早香1F
03-3364-9011

ビリヤード小林
東京都新宿区百人町2-10-1 南雲ビル3F
03-3371-4589

ビリヤードクラブMars(マルス)
東京都渋谷区笹塚3-22-2 中根ビル3F
03-5309-2477

CLUB REVE(クラブレーブ)
東京都江戸川区篠崎町2-406-1 クサナギビル6F
03-5243-3175

ビリヤードオカダ
東京都文京区湯島1-9-10
050-3624-7028

ビリヤードエトワール
東京都練馬区桜台1-8-2 ニュー桜台ビルB1
03-3994-4372

BILLIARD CLUB NABBI
東京都豊島区北大塚1-18-11 大塚KYビル5F
03-3576-1226

ビリヤードARENA
東京都練馬区栄町2-10 セレス21 2F
03-3948-1331

ルパン 亀戸店
東京都江東区亀戸5-15-2 T.V.Cビル4F
03-3685-3471

ルーツ
東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-18-6 第7スカイビル302
03-5378-2778

ビリヤードヤマニ
東京都江戸川区南小岩8-16-1
03-3650-5275

ビリヤードアカデミーZ
東京都品川区東五反田1-19-10 KOAビル4F
03-3280-0880

ニッカ
東京都品川区東五反田2-2-16
03-3447-3563

ビリヤード相馬
東京都渋谷区神宮前1-17-1 ルポンテ原宿3F
03-3401-8818

ARAI(アライ)
東京都世田谷区上用賀2-4-18
03-3439-5531

ビリヤードニュー文化
東京都世田谷区奥沢5-19-10
03-3772-4463

幡ヶ谷俱楽部
東京都渋谷区幡ヶ谷1-23-20
03-6914-3904

ビリヤード山崎
東京都杉並区西荻北3-19-6
03-3390-1095

ビリヤードキャノン
東京都板橋区徳丸3-1-21
03-3937-8402

アライ
東京都西東京市柳沢1-1-22 2F
0424-67-8331

ビリヤードチャンピオン
東京都八王子市中町10-13
042-622-1235

ウインズ
埼玉県志木市本町5-20-12 サンシャイン志木ビル2F
048-487-2801

コモルーム
神奈川県藤沢市藤沢575
0466-23-5690


2012年3月29日木曜日

ビリヤードに便利なiPhoneアプリ

とってもアナログなビリヤードですが、iPhoneのアプリの中にはビリヤードに便利なアプリがさまざまあるので、ご紹介したいと思います。

(iPhone用のアプリをご紹介しますけど、Android用のアプリにも同様のものがあると思うので、Androidケータイを使っている人は参考にして探してみて下さい。)

「Touch de score bowlard(無料/有料)」(ボーラードのスコア管理アプリ)
ボーラードゲームをして、用紙に記入する代わりにアプリで管理することができます。有料版であれば、過去のゲームを記録して分析したりできるので、悪いスコアの時には反省し、良いスコアの時にはニタニタすることができます。気になる人は、まず無料のLite版を試してみるのが良いかもしれません。

「ゴック電卓(無料)」(5-9の計算専用電卓アプリ)
5-9を複数人数でプレーすると、その計算が面倒。計算間違いがあったりすると、もめる原因にもなりかねないので、慣れていない初心者には便利なアプリだと思います。これを使えばプレーに集中できるかも?

「ビリヤードマスター(無料)」(スリークッション学習アプリ)
スリークッションの狙い方などを学習するためのアプリ。初心者には役立つこともあるかもしれませんが、残念ながらセオリーからは逸脱した狙い方なども多く表示されるため、あくまでも参考程度と考えるのが良いと思いますが、それなりに楽しめると思います。

「ブレイクスピード(有料)」(ブレイクショットのスピード計測アプリ)
ブレイクショットのスピードが計測できるアプリです。その精度には?が付きますが、友達と競争するのに使うのは面白いかもしれません。


これらのアプリはそれぞれのアプリの名前や「ビリヤード」「Billiard」などのキーワードで探すことができます。また、日々新しいアプリが増えているので、時々チェックしてみると新しいアプリを見つけられることもあります。

これらのビリヤードアプリの他にも、一般的に普及しているさまざまなアプリが、ビリヤード役立つものがあります。


特にオススメなのが無料動画サイト「Ustream」と「YouTube」のアプリです。
Ustreamでは、プロのビリヤードトーナメントなどの中継があり、iPhoneなら外出先でも楽しむことができます。YouTubeではビリヤードの動画を検索すれば、さまざまな動画を見ることができます。

また、自分のショットの動画や写真を撮影し、YouTubeやSNSなどにアップロードすることもできます。



アナログ世代の人も、文明の利器を使って、ビリヤードも現代風に楽しんでみましょう!

盛り上がれビリヤード人気!

空前のビリヤードブームが到来したのはバブルの頃。

1986年に公開されたトムクルーズとポールニューマンの映画「ハスラー2」が上映されてから、日本中のいたるところにビリヤード場が出現して、お洒落なプールバーもたくさんありました。

ブーム以前のビリヤード場は大人の社交場というイメージが強く、あまり気軽に若者が足を踏み入れられる雰囲気ではなかったように思います。テーブルもポケットのないキャロム台で、四つ玉がゲームの主流でした。

それがトムクルーズが格好良くプレーする9ボールをプレーしたいという人が急増して、多くのビリヤード場にポケット台が入りました。

ブームの頃は、どこのビリヤード場へ行っても満員状態で、2時間待ちなんて当たり前のことでした。プレー代金も一時間1000円を超えるプールバーもあって、それでも待つお客さんがひっきりなし。

ところが、数年してそのブームが去り、すっかり静かになってしまったビリヤード業界。最近ではビリヤードよりもダーツの方が人気が高くて、ビリヤード場の一角に開設されたダーツコーナーに若者が遅くまで溢れているという状況を良く見かけます。

それでも、ビリヤードを長く楽しんでいるアマチュアプレーヤーは、マイキューを持ち、ブレイクキューやジャンプキューなどを揃えて、本格的にプレーを楽しんでいる人は意外と多いように感じます。

また、プロ選手の世界でも、アメリカや世界トップクラスの選手が出場するトーナメントで活躍する日本人選手もいるけれど、カリスマ的な存在になる人はなかなか現れないので、ゴルフや卓球やスケートと比較してもメディアで取り上げられる機会は少ないんですよね。実際にプロ選手がプレーしているところを見ると、みんな素晴らしく上手で、やっぱりプロは違うな〜って関心させられてしまいますが、なかなかメディアの目線からするとビリヤードってちょっと地味に見えるのかも。

それでも僕のようなビリヤード好きには、やっぱりもっとビリヤード界に盛り上がって欲しいと思います。そうすればもっと強い選手が出現するかもしれないし、キューやケースなどの道具ももっと色々なものが出てくる可能性があって楽しそう。

昔のようなブームの再来を期待するのは間違いかもしれないけれど、出来ればもう少し身近な遊びとして、もっと多くの人に気軽にビリヤードを楽しんで欲しい。

ゴルフ業界は試合会場にキッズ向けの教室や試打が出来るようにして、若年層のゴルフ人口の獲得の活動をしているけれど、ビリヤード業界はそういった活動がいまひとつ活発ではないように感じてしまいますね。

そういう活動とは別に、例えばアパレル業界とコラボして、ビリヤード関連のデザインの商品を増やしてもらうとか、テレビドラマや映画でビリヤードのシーンを増やしてもらうとか、もっと日常的にビリヤードに触れる機会を作って行くような働きかけがあればと思ったりします。

実際にこのブログでもビリヤード関連グッズの紹介をしていますが、意外な程ビリヤード関連のグッズや雑貨が少なくて、探してもなかなか見つからなかったり、買えなかったり。

こうなったら世界中からビリヤードグッズを探し回って買い続けるか、オーダーしてオリジナルグッズを作ってもらうしかないかな?

意外とそれも楽しいかも?なんて思ったりもしています。




2012年3月26日月曜日

9ボールデザインのバッグタグ

ビリヤードグッズを探し求めて世界中のウェブサイトを渡り歩いていますが、なかなか「これは欲しいっ!」と思うものに出会えるわけではありません。

そんな中で、キューケースに付けるネームタグを見つけて思わず購入。
9ボールにプレーヤーのシルエットが効いていていい感じです。
これならキューケースだけじゃなくて、スーツケースにも付けたいと思って購入しました。




残念ながら、これと同じ物を日本のショッピングサイトで見つけることはできませんでしたが、ミズノから発売されているゴルフバッグ用のネームタグの中に、9ボールのデザインのものがあったので、これを購入してみることにしました。デザインはシンプルで正直、ちょっと面白みには欠けると感じましたが、使い勝手は良さそうなのでまずは購入。これはこれで気に入りました。




2012年3月20日火曜日

ゼロハリバートンのキューケース

大切なキューを格好良く持ち運ぶためのキューケース。

かつては、「木製」のものが主流で、表面に合成皮革を張り合わせたものが多かったけれど、この数年は「合成皮革製」や「ナイロン製」だったりするものが多く、柔らかくて、軽いソフトケースが多くなりました。

中には「牛革製の高級モデルもありますが、ケース自体が重く、逆に壊れる原因になってしまうこともあります。

私は海外へ旅行や出張することが多く、昔は留学していたこともあり、キューを持って海外へ行くことがあるのですが、以前よりも手荷物の持ち込みに関するルールが厳しくなったため、キューをスーツケースと同様に預けなければならないことに。

大切なキューを預けるとなると、キューが壊れたり傷が付いたりしないようにしなければならず、一番良さそうなのはエアパッキンなどでしっかりと梱包して段ボールに入れておくのが良さそう。

でも、出来ればより確実で安全に預けられるようにするためには、スーツケースみたいなハードケースに入れるのが最善。

そこで今回購入したのはアルミ製アタッシュケースで有名な「ゼロハリバートン製のキューケース」です。

2バット/4シャフト用のキューケースで、外側はアルミ製。内装はウレタンが入っていてキューをしっかりと守ってくれます。

ゼロハリバートンのHPを見る限り、現在は販売されていないようなので、どこかの販売店に在庫として残っているものか、中古品をオークションなどで探さなければなりません。

ゼロハリバートン社が新品で販売していた時には、7万円以上していたので中古品でも3万円以上はするものが多いようです。しかも数が多くないので、欲しいと思ってもすぐに見つかるかどうかは分からないので、欲しいと思う人はオークションなどをこまめにチェックして、見つけたらすぐに購入するようにした方が良いかもしれません。

詳しいことは分かりませんが、1バット2シャフト、2バット2シャフト、2バット4シャフトのモデルがあるようなので、好みのモデルに出会えるかどうかは運次第かもしれません。



ゼロハリバートンのケースはその特徴ある外見から、好みは分かれるところですが、大切なキューを安全に飛行機に預けるためのケースとして考えたら、最良の一品かもしれません。

海外サイトではこんなレアアイテムに出会えることもあるので、とても楽しいですよ。




2012年3月18日日曜日

ビリヤードグッズは楽しい

ビリヤードが楽しくなると、ビリヤードグッズを買う楽しみが付いてきます。

ゴルフが、ゴルフクラブ、バッグ、ボールなどの用具以外にも、ウェアや帽子やマーカーなどのファッションやアクセサリーが楽しめるのと一緒です。

でも、ゴルフと比較すると競技人口が少ないビリヤードグッズのバリエーションはゴルフと比べたら、とても少なくて寂しい限りです。

そこで、世界中のショッピングサイトなどから、ビリヤードに関するグッズを色々と探して、良さそうなモノを買ってみることにしました。

もちろん、高価なモノはなかなか簡単に買えませんが、安価な物なら衝動買いしても後悔は少なくて済むので、安価なものを探しています。

最近見つけたヒット商品は「8ボールデザインのコインケース」です。
牛革製で、しっかりとした作りで、見た目がカワイイ。念のためと3つ買ったけど、あっという間に2つも「欲しい!」というリクエストに応えてなくなってしまいました。


さっそくこれと同じ8ボールデザインのものと、9ボールデザインのものを3個ずつオーダーしたので、数週間後には届くかな?今から楽しみにしています。



2012年3月1日木曜日

どうしても欲しいカスタムキュー

カスタムキューは基本的に「オーダーメイド」のキューを作ってくれるメーカーで注文したキューのことだと思いますが、やっぱり自分だけのお気に入りのキューを持つのはビリヤードが好きな人にとっては夢の一つだと思います。

去年の12月にSkip Westonのキューを入手して以来、それまで以上にカスタムキューの魅力に取り憑かれてしまい、今ではあれもこれも欲しくなってしまっています。

とは言え、カスタムキューは最低でも10万円台の高価なものなので、そうそう簡単には買う事はできません。

一方で、カスタムキューメーカーは年間数十本程度しか生産できないところがほとんどなので、今注文したとしてもそのキューが手に入るのは早くても数ヶ月後、遅ければ何年先になるのか全くの未定。

また、職人の引退や世代交代などによってかつては入手可能だったメーカーのキューが、入手困難になってしまうこともあって、本当に欲しいと思うカスタムキューを入手するには、数々の困難を乗り越えなければなりません。

僕は、いくつか欲しいと思うカスタムキューメーカーのキューがあるのですが、その中でも抜群に知名度と人気の高い「TAD(タッド)」のキューが欲しくてたまりません。やっぱり欲しいと考えているモデルは入手が困難で、値段も非常に高いのでなかなか購入はできそうにありません。

「いかにもタッドらしい」と評されるキュー尻のウィンドウや剣ハギのモデルが欲しいのですが、その値段は。。。

昔のテレビコマーシャルで「いつかはクラウン」というフレーズがありましたが、それと同じように「いつかはタッド」という感じです。

Gina(ジナ)も良いし、プレーするならSouth West(サウスウェスト)も良いし、昔ながらのバラブシュカやザンボッティのようなデザインのキューで言えばBurton Spain(バートンスペイン)やJoss West(ジョスウエスト)も良いなぁ。。。

やっぱりカッコいいキューの魅力にすっかりやられている、今日この頃です。
高いカスタムキューは材質にもこだわっているので、物の価値として十分その値段に見合っていると思うのですが、それだけになかなか簡単には買えない値段なんですよね。。。


2012年2月16日木曜日

ハイテクシャフトはスゴイ!

ビリヤードのことをある程度知っている人なら馴染みのある「ハイテクシャフト」。

でも、ビリヤードに興味を持ち始めたばかりの人や、ブランクが20年以上ある人には???なハイテクシャフト。

僕の場合も、1990年代の半ば以降、ほとんどビリヤードをする機会がなかったので、木製のキューのシャフトに「ハイテク」という言葉がどうもマッチしない感じがしていました。

2011年6月からビリヤードを再開し、ハイテクシャフトの素晴らしさを目の当たりにして、自分でも遂にOBシャフトと314シャフトを購入してみました。

OBシャフトはキャロム用の特注品と、ポケット用の中古品のOB-1。
314シャフトはポケット用の2ndジェネレーションの新品だけど普通のものよりちょっと長い特注品と、普通の長さの新品と中古品。

見越しが少なく、ポケットは的玉が外れにくいと感じますし、キャロムは厚みによりシビアに狙えるようになったと感じます。

なるほど、高性能なんですね。
スゴイ。。。

でも、だからと言ってナインボールが全部マスワリできるわけじゃないし、キャロムの得点が飛躍的に伸びるわけでもありません。やっぱり「道具は大事」だけれど、腕の方がもっと大事なのは変わりません。

ちなみに、OBシャフト以外は全て海外のオークション「eBay」で落札したものです。
eBayは英語のオークションサイトなので、英語が苦手な人は日本語で対応してくれる「セカイモン」を利用されるのがオススメです。

また、出品者によってはアメリカ国内へのみ郵送しますっていう場合もあるので、そういう場合にはセカイモンを利用すれば、日本へ転送してくれるのでとても便利です。

日本で購入するよりも安く買うことができるチャンスがあったり、日本ではなかなか見つけられないレアものに出会える可能性もあるので、eBayやセカイモンを覗いてみるのも楽しいですよ。





2012年2月11日土曜日

中古キューの価格の相場

ビリヤードのキューは中古で売買されることが多いもの。

そんなビリヤードのキューには大小さまざまなキューメーカーやキュー職人がいて、モデルや素材や年代などによって、売買される中古市場の相場がありますが、なかなかそういったことに関する詳しい情報を入手するのは難しいものです。 

これからお気に入りのカスタムキューを買いたいと思っているに、是非オススメしたいのは「ブルーブックオブプールキュー/Blue Book of Pool Cues」です。


この「ブルーブックオブプールキュー/Blue Book of Pool Cues」には、キューメーカーの名前、歴史、キューの種類、特徴、相場価格などが記載されています。これを見れば、キューメーカーに関するさまざまな情報が入手でき、しかも中古市場での相場がわかるので、中古で購入しようとする人にはとても参考になると思います。

有名なタッド/Tad's Custom Cues、バラブシュカ/George Balabushka、ザンボッティ/Szamboti Cues Inc、ジナキュー/Gina Cueなど、日本でも人気と知名度の高いキューメーカーから、日本ではあまり知られていないキューメーカーまでさまざまななキューメーカーに関する情報が満載です。

この本が唯一残念なことは、「英語版」しかないことです。
写真のように、電話帳のような厚みと大きさの書籍版と、Windowsで使用可能なCD-Rom版がありますが、どちらも内容は一緒で、英語版のみです。

英語が全て判らなくても、写真や価格の説明は見ればある程度理解できると思うので、興味のある人はオススメです。

また、おそらく日本の書店では購入できないでしょうから、インターネットで購入するしかないと思うのですが、その価格にちょっとビックリ。。。

定価は$39.95-なのですが、日本のアマゾンでは11,780円〜のようです。でも、アメリカのオークションサイトeBayで「Blue Book of  Pool Cues」を検索して探してみると、日本までの送料込みで8000円くらいのようです。




2012年2月9日木曜日

海外のオークションからレア物を買う方法!

先日紹介したアメリカンバイナルのキューケースをずっと欲しいと思っていたのですが、アメリカのオークションサイト「eBay」などを探しまわってデッドストックを見つけて購入することができました。しかも値段は当時日本で売られていた価格の半額から3分の1くらい。

日本では入手困難なレアアイテムでも、アメリカのオークションではビックリする程簡単に見つけることができたりします。しかもこの歴史的な円高なので、今まででは信じられないほど割安に購入することができます。

もちろん、海外との取り引きなので、それなりの知識と心構えが必要ですが、欲しいものを安く買うためなら、ちょっと頑張ってみるのが良いのではないかと思います。

海外オークションで買い物をする場合に気をつけるべきポイントは。。。
  1. オークションサイトの信用度(知名度)
  2. 出品者の信用度(評価)
  3. 商品の信用度(知名度)
  4. 商品説明の内容(詳細さ、明確さ、写真の鮮明度など)
  5. 支払い方法の安全性
  6. 郵送方法の安全性
1. 有名なオークションサイトだけを利用するのが安全です。見たことも聞いた事も無いサイトは詐欺に遭う可能性があるので注意しましょう。

2. 出品者の信用度(評価)を確認し、過去の取り引きした人々の感想や評価が高い人とだけ取り引きするようにしましょう。外国人とトラブルになってしまうと、言葉の壁が大きな障害となってしまい、最終的には泣き寝入りしなければならなくなるかもしれません。

3. 落札(購入)する商品は、自分が良く知っているモノの方が安全です。商品名だけではなく、型番や年式などまで詳細に知っているものなら、ニセモノや嘘の説明を見抜くことができるからです。また、常識外れに高い金額で落札してしまうリスクも回避できます。

4. 落札(購入)する商品について、詳しい人から購入する方が、全く知らない人から購入するよりも安全です。「性能はよく判らないけど、カッコいいですよ」なんていう人は、悪意なくその商品の状態が悪いことに気付けなかったりします。また、適当に説明してごまかそうとする人を排除することもできるので、より安全になります。

5. リスクを最小限にするために、現金の送金による支払いはできるだけ避けるべき。クレジットカードを利用すれば、商品が届かない時にその支払いを拒否することもできるので、クレジットカードでの支払いをオススメします。

6. 郵送方法は郵便局の国際郵便か、フェデラルエクスプレスなどの国際郵便になりますが、いずれにしても「追跡できる郵送サービス」で送ってもらうべきです。時々、アメリカから発送された物が、日本に直接届かず、他の国を経由することもあります。そういった場合には通常よりも1週間以上到着までの時間が長くなることもあります。また最悪の場合には紛失されてしまうこともあるので、必ず追跡して確認できる方法で送ってもらいましょう。

端的に言って、まずはeBayのみを利用することをオススメします。
そして、英語が苦手という人には、セカイモン(Sekaimon)サービスをオススメします。
セカイモンであれば、eBayに出品されている物の中で、アメリカ国内のみ郵送に対応する物であっても落札することができます。そういった物は、通常海外からの入札ができないので、eBayで直接入札しようとしても、「この商品は日本へ郵送できません」と表示されて拒否されてしまいますが、セカイモンからであれば入札が可能です。

逆に、セカイモンでは入札できる金額の上限設定が3,500ドルになっているので、それ以上の金額の物を落札しようとしたら、eBayで直接入札するしかないので覚えておきましょう。

セカイモンでeBayに出品されている物を見ると、いかにも翻訳ソフトで直訳したのがわかるへんてこりんな日本語の商品説明がちょっと残念ですが、それでもeBayで直接英語で対話したりするよりは、安心して安全な取り引きができると思います。

ビリヤード用品は、まだまだ日本国内だけで欲しいものを探しても見つからなかったり、入荷まで数ヶ月も待たなければならないこともあるけれど、eBay/セカイモンならすぐに見つかるかもしれません。

でもやっぱり海外から物を買った事がない人には、色々と戸窓いや心配もあるでしょうから、最初は、ハズレ商品を掴む心配のある中古品の購入よりも、送料や関税を払っても、国内で購入するよりも安くなることも多いので、新品のスペアシャフトなどを購入してみるのが良いかもしれません。



2012年2月8日水曜日

スキップウエストンのキュー

スキップウエストンキュー/Skip Weston Cueというキューメーカーをご存知でしょうか。

あるビリヤードのプロ選手の方から、剣ハギがとてもキレイなキューなので、そういったキューが好きな人にはとてもオススメだと教えて頂き、アメリカのウェブサイトなどを探し、ようやく一本気に入るものを見つけることができました。

スキップウエストンキューは、1990年にアメリカのニュージャージー州に設立されたキューメーカーで、独自の製法で作られたキューのハギはその製法の違いから他社のキューとは違い、スキップウエストンは90度に尖らせたハギのコンポーネントを組み合わせることで、継ぎ目の無いハギを作ることに成功しているのです。また、キューに使用されている木は全て自然の色のまま使われ、染色されたベニアなどは使用していないというこだわりがあります。

一年間に製造されたキューの数はおよそ50本程度だったようですが、残念ながら数年前にその製造を終了しているようです。

キューのデザインはザンボッティやバートンスペインの影響を受けていて、非常にオーソドックスなものが多いようです。




いつかは欲しいと思っていたカスタムキュー。
一生大切にしたいと思います。