ポケットビリヤードと比較してしまうと、どうしても敷居が高いと感じられてしまうスリークッションビリヤード。
9ボールに代表されるビリヤードは、カラフルなボールがラックとしてセットされ、勢いよくブレイクされ、その後はカラフルなボールがポケットに消えて行って最後には手玉だけが残るので、生まれて初めてビリヤードを見たという人でも、しばらく見ていればどんなゲームなのかはおおよそ理解できます。
そして、どのボールを狙い、そのショットが成功したのか、失敗したのかを理解することもとても解りやすく、上手な人とそうでもない人を見分けることもできたりします。
一方で、スリークッションビリヤードはそのルールも技術も見た目にはわかりにくく、説明を受けなければ、なかなか理解するのは難しいのではないかと思います。
ハスラーなどのビリヤードを題材にした映画でなくても、ポケットビリヤードは映画やドラマなどで偶然目にすることもありますが、スリークッションビリヤードはまずそういったことは無いので、ビリヤード場へ足を運んだことが無い人に認知されることはまずありません。
そういった背景もあってか、スリークッションビリヤードの台があるビリヤード場は東京都内でも多くはありません。
スリークッションの台があるお店の多くは、プロ選手が経営しているところが多いようで、そういったお店へ行けば、そのお店の常連になっているアマチュアプレーヤーも多く、とても身近に感じることができるかもしれませんが、どこにそういったお店があるのか見つけるのは意外と易しくないかもしれません。
僕は個人的にポケットビリヤードである程度の腕前になっている人には、ぜひスリークッションにも挑戦してみて欲しいと思っています。ポケットビリヤードとスリークッションビリヤードと両方のゲームをプレーすることで、技術も知識も大きく上達するし、それによってそれまで以上にビリヤードが楽しくなると思うからです。
僕も最初はポケットビリヤードから始め、偶然立ち寄ったビリヤード場にスリークッションの台があって、そのお店の常連の方から「スリークッションやってみない?」って誘ってもらって、初めてプレーしたのを覚えています。
その日以来、僕はスリークッションの魅力に取り憑かれましたが、そのおかげでポケットの方も上達できたと思っています。(それでも未だに腕前はへなちょこ級ですが。。。笑)
スリークッションビリヤードの面白さは「やってみなければわからない」の一言に尽きると思うので、ぜひ一人でも多くの人に「一度は試して欲しい」と思っています。特にポケットビリヤードでC級、B級の人には「目からウロコ」なんてことも多いのではないかと思うし、A級の人にはさらにビリヤードの魅力を再認識できるのではないかと思うからです。
近くにスリークッションの台があるビリヤード場を探したいという人は、Googleなどで検索するのも一つの方法ですが、各アマチュアスリークッション連盟のウェブサイトから見つけられるかもしれないので、参考にしてみて下さい。
関東アマチュアスリークッション連盟の公式ウェブサイト
http://www.ka3pc.nobody.jp/
関西アマチュアスリークッション連盟の公式ウェブサイト
http://www.ka3u.com/
静岡県アマチュアスリークッション連盟の公式ウェブサイト
http://www6.ocn.ne.jp/~t-touzan/amaren/index.htm
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