2012年1月4日水曜日

ビリヤードの「システム」と呼ばれる目安の計算方法

「ビリヤードは頭で計算して球がどこへ行くのかを計算して狙っている」ということがビリヤードを一度もプレーしたことが無い人でも知っていたり、想像できたりします。

その「計算方法によって導き出される答え」はあくまでも目安。球の転がり方は「摩擦」や「回転」などによって左右されるので、全く同じ条件で実験するのとは違い、毎回違う条件でプレーするビリヤードでは、いくら計算してもそれは絶対的な答えにはならないということです。

摩擦や回転はタップやキューによっても、撞くスピードによっても、湿度やラシャの素材やコンディションによっても異なるため、計算してもそれはあくまでも計算上の答えでしかないということです。

逆に言えば、目安となる計算方法はあるということです。それは一種類ではなく、何種類もあって、プロ選手であればそれらと経験などを組み合わせて狙いを定めるのだそうです。

システムには一般的に良く知られるものから、アマチュアにはあまり知られていないものまでたくさんあるようです。

基本的なシステムは、初心者が上達する上でもとても役立つものだと思うので、是非理解して活用したいものです。でもそれらのシステムをここで正しく説明するのはちょっと難しいので、それは本や他のウェブサイトなどで確認して下さい。(図解しなければならないので。。。)

一般的なシステムは下記の通りです。

1. ファイブアンドハーフシステム
2. プラスツーシステム

これらはどれも、手玉(キューボール)がクッションに当たる目安を探し出す計算方法で、一見するとスリークッションビリヤードのようなキャロム競技にだけ役立つと考えてしまうかもしれませんが、ポケット競技でも次の球へのポジショニング(出し)や、セーフティーや空クッションショットにとても役立つので、是非理解して利用したいものですね。

ファイブアンドハーフとプラスツーシステム以外のシステムもありますが、まずはこの二つが利用頻度が高いこともあってオススメですが、覚えるまでは頭がこんがらがってしまうかも?

計算式そのものはそんなに複雑ではないけれど、二ケタ簡単な引き算でも頭の中で数字がグルグルしちゃったりするんですよね。こんなことなら小学生の時にもうちょっと算数をがんばっておくべきだった。(笑)

下記の本にもシステムについて詳しく書かれているものがあるので、参考にされてみてはいかがでしょうか。




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