OBシャフトとは。。。(http://www.obcues.com/)
詳しいことはOBキューのウェブサイトでご確認頂ければと思うのですが、いわゆる「ハイテクシャフト」の一種です。
ハイテクシャフトには「プレデター314」「メッツハイブリッド」「アダムACSS」などが有名ですが、要するに右や左を撞いた時にボールが狙いよりも右や左へ飛び出してしまう誤差を少なくして、より正確なショットをしやすくなるようにと開発されたシャフトのことです。
スピンをかけて狙い通りの場所へ手玉をコントロールするために、左右上下さまざまな場所を撞きますが、左右をよくひねろうとすると手玉が狙いよりも若干左右にズレ(飛び)によって失敗してしまうことが多々あります。
従来のキューを購入した時に付いてくるシャフト(今ではノーマルシャフトと呼ばれています)を使用している時には、この左右にズレてしまう幅が大きく、そのズレを見越して狙いを定めていました。このひねった時の飛びによるズレの範囲を予測することを「見越し」と呼んでいますが、この見越しは、キューやシャフトによっても異なる上、撞き方によっても大きく異なるため、正確なショットをする上でとてもやっかいな現象です。
そんな世界中のプレーヤーの悩みを軽減するのがこの「ハイテクシャフト」なのです。
ノーマルシャフトが木材から削りだされたものであったのに対し、ハイテクシャフトはいくつかの素材を組み合わせて作られていたり、独自の構造で組み立てられていて、左右をひねった時の飛びを抑えることができるのです。これにより、狙い通りに手玉をコントロールしやすくなり、ショットの成功率を上げることが可能になってきているようです。
それぞれのハイテクシャフトにも個性があって、好みは分かれるようですが、この10年くらいの間にすっかり一般的になったようです。もちろん、ハイテクシャフトよりもノーマルシャフトの方が好きだという人もいるので、どちらの方が良いとは言えないかもしれません。でも、良質な木材が枯渇してきているという時代背景もあって、今後は今まで以上にハイテクシャフトが主流になっていく傾向が強いのだろうと思われます。
話は僕のOBシャフトに戻ります。
20年以上使っているポケット用のアダムのキューに合うキャロム用のシャフトを買って、スリークッションを撞きたいと考え、プロのアドバイスと協力を頂いてOBシャフトを購入しました。
早速撞いてみましたが、やっぱりひねった時でも、狙った厚みに球を当てやすいと感じました。やっぱりスゴイですね、ハイテクシャフトって。
とは言え、キューやシャフトが高性能でも、自分のストロークや構えの問題などによる失敗は引き続き発生するので、シャフトに慣れることも大事ですが、腕を磨くことが必要なのは言うまでもないということですね。
ゴルフも「道具が良ければ楽に良いショットが打てる」とか「道具が良ければスコアが良くなる」と言われていますが、ビリヤードも同様に「キューやシャフトの性能が良ければ、ショットの成功率が上がる」という時代になっているんですね。
OBキュー
http://www.obcues.com/
プレデターキュー
http://www.predatorcues.jp/
メッツキュー
アダムジャパンhttp://www.adam-japan.com/
最後に、シャフトについて詳しく知りたいという方にビリヤード専門雑誌「CUE'S」でシャフトについて詳しく特集されている号があるので、興味のある方は参考にしてみて下さいね。
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