2011年12月19日月曜日

ビリヤードの調子が悪い時

ビリヤードは不思議なくらい、調子が良い時と悪い時の差が激しいものですね。

簡単に自己ベストが更新できることもあれば、自己ベストに遠く及ばない結果しか出せない日々が続くこともあります。

原因は「技術」「メンタル」と「状況判断」の三つなのでしょうか?
有名プロの本などにも、色々なアドバイスが書かれていますが、一度調子を崩してしまうとなかなかスランプから脱出できなかったりするので、僕自身もいつもその原因などを考えています。

そこで、プロの方々や上級者の方であれば、とっくにクリアしていることでも、初級者と中級者には、なかなか気付きにくいこともあるかもしれないので、僕なりに気にしていることや考えていることをお話したいと思います。

「練習不足」の可能性
練習不足の時は無理せず、基本的なことに集中してプレーすることを心がけます。難しい球よりも、簡単な球を確実に撞くことを心がけていくことで、感覚が戻って来て調子が良くなることがありますね。

「目線の変化」の可能性
知らず知らずのうちに、構えが高くなっていたり、目線が高くなっていることで、狙いが定まらずに失敗してしまうことが時々あります。靴底の厚みが違うもの(ブーツなど)が原因だったり、テーブルの高さがお店によって違ったりするということもあるかもしれません。

「ヘッドアップ」の可能性
失敗への不安から結果を気にするあまり、球を撞く瞬間やその前に顔や頭が上がってしまうことがあります。キューミスしたりする時の原因としてもよくあります。

「コンディションの違い」の可能性
いつもと違うお店であれば当然ですが、明るさ、ラシャの状態や種類、テーブルの状態や種類、ボールの状態や種類、チョークの種類、キューの状態や種類、タップの状態や種類などなど。上級者にはすぐにわかることだったりするのかもしれませんが、初級者や中級者にはわからないかもしれません。

「集中力欠如」の可能性
周囲の環境が原因の場合もありますが、自分自身にその原因があることもあります。風邪などの体調不良や薬の副作用もあるでしょうし、寝不足も影響すると思います。疲労や不安などビリヤードとは直接関係のないことが集中できない理由になることもありますね。

「ストロークの緩み(ゆるみ)と力み」
球の強さをコントロールしようとする場合によく起こることですが、撞く瞬間にストロークを緩めてしまったり、力んでしまうことによる失敗です。力む方が自覚しやすいのですが、僕の場合には緩む方の失敗が多いと感じます。「しっかりと撞く」のが大切なんですね。

この他にも、色々と注意点はあるのはご存知の通りなのですが、僕の場合には調子が悪いと感じる時、失敗が多いと感じる時にはこれらがその原因を作っていることが多いのです。

こんなことを考えてみてから、プロ選手を見ると、「やっぱりプロってスゴイなぁ」と改めて思いますね。


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