2012年4月27日金曜日

チョークのTシャツ

お気に入りのビリヤードグッズを色々と紹介したいと思っていますが、今日はTシャツのご紹介です。

ビリヤード関連グッズの多くは、9ボールや8ボールがデザインに使用されていますが、このTシャツの主人公はビリヤードの名脇役「チョーク」です。

Got Chalk?(チョーク付けたぁ?)

カシュっという何とも甲高く耳障りなキューミスの音は、広いビリヤード場を一瞬にして静かにもするパワーを持っていますが、プレーをしている時の大事な局面においては、致命的なミスであることが多いもの。

したがって、たかがチョークではありますが、されどチョークなのです。

しかもそのチョークを塗り忘れたり、塗り損ねたりして、大事な一球をミスしてしまう。
試合であれば運命の分かれ道において、その命運はチョークにゆだねられているのかもしれません。

Got Chalk?(チョーク付けたぁ?)というフレーズは、もともとロッククライミングをする人々の中で使用されている手に付ける滑り止めの粉チョークを、「付け忘れたら滑り落ちて死んじゃうぞ」という注意喚起として有名。

このTシャツはそれをビリヤードへ引用したもの。

ビリヤードでも「付け忘れたらミスキューして負けちゃうよ」。
大事な局面では、常に自分自身に言い聞かせたいものですね。

ちなみに、このTシャツはアメリカのWebsiteからネット通販で購入したものです。これからももっと海外から色んな物を探してきて、ご紹介したいと思っています。






2012年4月23日月曜日

試合に備える

ビリヤードの試合への準備について。

1. 集中力が勝負を分ける
「睡眠をしっかりと摂って試合に臨む」ビリヤードには集中力が求められるので、集中力が低下しないような対策を考えます。

2. 不安感を軽減する練習と自信
「この球は外れちゃいそう」と思って撞くのはまだましで、相手が強そうだからというだけで失敗を恐れてしまうのは最悪。でも人間だれしもそんな臆病風に吹かれることはあるもの。その不安感を打ち消せるのは「自信」だけ。その自信の裏付けになるのが「練習」と「知識」なので、しっかりと練習しておくことが大事だと思います。

3. 普段通りを心がける
必要以上に観客や相手を意識せず、普段通りのプレーを心がけるのが大事。これが出来ればいつも通りの結果が得られるはずです。。。よね?例えば難しい配置でファウルの確立の低いショットを選択する上で、一番自分が得意とするショットをいつも通りに選択するのが大切だと思います。

4. クツへの配慮
ビリヤード場によっては、床が木だったり硬くて滑りやすい素材のお店もあります。そういうお店では撞きづらい球を目一杯身体を伸ばして撞く時に、とても不利になるので滑りやすいクツをオススメします。また、普段よりも厚底のブーツやかかとの高いクツを履くと、ビリヤードの台に対して姿勢や目線が高くなり、構えづらくなるかもしれません。さらに、試合が長時間になる場合には当然疲労感が出てきますので、足が痛くならないクツ、疲れにくいクツを選びましょう。

5. Myチョークを使う
自分のタップに合わないチョークだと、普段よりもキューミスやミスショットが増えてしまいます。自分のタップに合うMyチョークを普段から使用し、それを持参するのが良いと思います。

6. 寒さ対策も重要
試合は待ち時間があって、冬場であれば防寒対策はそれなりに出来ていると思いますが、夏場は冷房が効いている中ですっかり冷えてしまうこともあるので、より注意が必要です。緊張している時に寒さが加わると、普段通りに身体が動かずに良い結果が獲られなくなるかもしれないので、冷房も含めて防寒対策は重要です。

7. 服装への配慮
構えにくい球や撞きづらい球を撞く際に、邪魔にならないデザインの洋服を選びましょう。
また、肩や背中や胸などが普通に動きやすいことも重要だと思います。

8. 栄養の摂取
アミノ酸や糖質が減ると、集中力が低下してしまいます。ましてや長時間に及ぶトーナメントなどの場合には、それらを適宜摂取しておくことが大事です。サプリメントなどを活用するのがオススメです。

9. スペアシャフト
普段はスペアシャフトなんて不要な贅沢品くらいに考えている人もいるかもしれませんが、万が一試合中にタップが取れてしまったら。。。スペアシャフトが無ければ大変なことになるのは明白です。スペアシャフトも含めてキューだと考えるくらいにしましょう。


私のような「へなちょこ級」であれば、敗退の原因は腕前と言い切ることは簡単ですが、せっかく上手な人であれば、順等に勝ちを重ねたいところでしょうから、これらの対策をしっかりとして、良い結果を出したいものですね。

私はまず「練習」をしっかり頑張ろうと思います。


2012年4月16日月曜日

タップの種類(構造)

タップについて知識を増やそうと思い、まずはタップにはどんな種類があるのかと調べてみたら、知らない銘柄のもの沢山あってビックリ。(笑)

無知であることの恥ずかしさは、無知であることに気付いてから感じられる訳で、本当にタップのことなんて何も知らなかったんだと改めて自覚しました。

そこで、まずはタップを「構造」で分類して整理することにしました。

「単層」
「積層」
「ファイバー/樹脂」

「単層」
革を加工して作られた昔ながらのタップ。
代表的なのは「プロフェッショナル」。

「積層」
薄い革を何層にも張り合わせて作られたタップ。
代表的なのは「モーリ」。

「ファイバー/樹脂」
硬いことが特徴で、ジャンプやブレイクキューに主に使われる。

昔は「単層タップ」しか無かったから、その中で良質なものを選んで使っていたけれど、同じ銘柄のタップでも品質にばらつきがあるのが単層タップの問題点で、それを補うために開発された「積層タップ」が大人気となって、今ではすっかり主流となっているようです。

硬さ、反発力、耐久性など、ボールとキューが接する接点であるタップの役割は、キューのバットやシャフトとの兼ね合いや、チョークの種類などとの組み合わせの中で選ぶ必要があるから、タップ選びはとっても大切。

でも、正直言って初心者〜中級者には、タップの特性によるショットへの影響はあまりよく分からないかもしれません。ただし、タップの手入れが悪いと、キューミスが増えたり、ひねりが入りにくかったりするので、タップの手入れをするところから、タップについて考えてみるのが良いと思います。

実際に、僕自身もタップのことについては本当に無知なので、プロ選手やお店に相談してタップを選んだり、付け替えてもらったりしています。やっぱり正しい知識と技術があるし、新商品の情報やトレンドなども知っている人のアドバイスが一番ですからね。

それと、タップにチョークを付ける時の付け方で、タップの形が変わってくるので、気をつけましょう。



2012年4月9日月曜日

タップの重要性

ビリヤード歴は長いけれど、未だによくわからないのが「タップ」の重要性。 

キューと球の接点なので、重要であることは理解できるけれど、今でもその特性、違い、性能などについてはよく分かっていないというのが正直なところ。

こんなことだからいつまでもへなちょこ級なんだろうって思うけれど、ビリヤードの中で、正しい知識を身につけるのは難しい部分でもあるんですよね。 

昔は「ブルータップ」「チャンピオンタップ」くらいしか名前も知られていなくて、それ以外のタップはあまり耳にすることはありませんでした。

その後「モーリタップ」の出現で、様相は一変したけれど、その後ビリヤードをしばらくプレーしない時期があったので、その後に登場したり人気になったタップについては全然知りませんでした。 「カムイタップ」や「幡ヶ谷タップ」など色々なタップが登場しているようで、タップの世界の進化も日進月歩のようです。

しかもキュー(バット)の素材との相性やシャフト、先角、競技などに応じてタップ選びもその原則は色々と変わるようです。 キューの違い、シャフトの違い、タップの違いなどを感じ取って、その相性を分析するのは本当に高いレベルでプレーが出来る技術と、それを支えるしっかりとした知識、そしてそれらを培った経験などが組合わさって出される結論なのだろうと思います。 

ビリヤードをより高いレベルでプレーするためには、タップについてもしっかりと勉強しなければならないのだろうと感じています。