2012年2月16日木曜日

ハイテクシャフトはスゴイ!

ビリヤードのことをある程度知っている人なら馴染みのある「ハイテクシャフト」。

でも、ビリヤードに興味を持ち始めたばかりの人や、ブランクが20年以上ある人には???なハイテクシャフト。

僕の場合も、1990年代の半ば以降、ほとんどビリヤードをする機会がなかったので、木製のキューのシャフトに「ハイテク」という言葉がどうもマッチしない感じがしていました。

2011年6月からビリヤードを再開し、ハイテクシャフトの素晴らしさを目の当たりにして、自分でも遂にOBシャフトと314シャフトを購入してみました。

OBシャフトはキャロム用の特注品と、ポケット用の中古品のOB-1。
314シャフトはポケット用の2ndジェネレーションの新品だけど普通のものよりちょっと長い特注品と、普通の長さの新品と中古品。

見越しが少なく、ポケットは的玉が外れにくいと感じますし、キャロムは厚みによりシビアに狙えるようになったと感じます。

なるほど、高性能なんですね。
スゴイ。。。

でも、だからと言ってナインボールが全部マスワリできるわけじゃないし、キャロムの得点が飛躍的に伸びるわけでもありません。やっぱり「道具は大事」だけれど、腕の方がもっと大事なのは変わりません。

ちなみに、OBシャフト以外は全て海外のオークション「eBay」で落札したものです。
eBayは英語のオークションサイトなので、英語が苦手な人は日本語で対応してくれる「セカイモン」を利用されるのがオススメです。

また、出品者によってはアメリカ国内へのみ郵送しますっていう場合もあるので、そういう場合にはセカイモンを利用すれば、日本へ転送してくれるのでとても便利です。

日本で購入するよりも安く買うことができるチャンスがあったり、日本ではなかなか見つけられないレアものに出会える可能性もあるので、eBayやセカイモンを覗いてみるのも楽しいですよ。





2012年2月11日土曜日

中古キューの価格の相場

ビリヤードのキューは中古で売買されることが多いもの。

そんなビリヤードのキューには大小さまざまなキューメーカーやキュー職人がいて、モデルや素材や年代などによって、売買される中古市場の相場がありますが、なかなかそういったことに関する詳しい情報を入手するのは難しいものです。 

これからお気に入りのカスタムキューを買いたいと思っているに、是非オススメしたいのは「ブルーブックオブプールキュー/Blue Book of Pool Cues」です。


この「ブルーブックオブプールキュー/Blue Book of Pool Cues」には、キューメーカーの名前、歴史、キューの種類、特徴、相場価格などが記載されています。これを見れば、キューメーカーに関するさまざまな情報が入手でき、しかも中古市場での相場がわかるので、中古で購入しようとする人にはとても参考になると思います。

有名なタッド/Tad's Custom Cues、バラブシュカ/George Balabushka、ザンボッティ/Szamboti Cues Inc、ジナキュー/Gina Cueなど、日本でも人気と知名度の高いキューメーカーから、日本ではあまり知られていないキューメーカーまでさまざまななキューメーカーに関する情報が満載です。

この本が唯一残念なことは、「英語版」しかないことです。
写真のように、電話帳のような厚みと大きさの書籍版と、Windowsで使用可能なCD-Rom版がありますが、どちらも内容は一緒で、英語版のみです。

英語が全て判らなくても、写真や価格の説明は見ればある程度理解できると思うので、興味のある人はオススメです。

また、おそらく日本の書店では購入できないでしょうから、インターネットで購入するしかないと思うのですが、その価格にちょっとビックリ。。。

定価は$39.95-なのですが、日本のアマゾンでは11,780円〜のようです。でも、アメリカのオークションサイトeBayで「Blue Book of  Pool Cues」を検索して探してみると、日本までの送料込みで8000円くらいのようです。




2012年2月9日木曜日

海外のオークションからレア物を買う方法!

先日紹介したアメリカンバイナルのキューケースをずっと欲しいと思っていたのですが、アメリカのオークションサイト「eBay」などを探しまわってデッドストックを見つけて購入することができました。しかも値段は当時日本で売られていた価格の半額から3分の1くらい。

日本では入手困難なレアアイテムでも、アメリカのオークションではビックリする程簡単に見つけることができたりします。しかもこの歴史的な円高なので、今まででは信じられないほど割安に購入することができます。

もちろん、海外との取り引きなので、それなりの知識と心構えが必要ですが、欲しいものを安く買うためなら、ちょっと頑張ってみるのが良いのではないかと思います。

海外オークションで買い物をする場合に気をつけるべきポイントは。。。
  1. オークションサイトの信用度(知名度)
  2. 出品者の信用度(評価)
  3. 商品の信用度(知名度)
  4. 商品説明の内容(詳細さ、明確さ、写真の鮮明度など)
  5. 支払い方法の安全性
  6. 郵送方法の安全性
1. 有名なオークションサイトだけを利用するのが安全です。見たことも聞いた事も無いサイトは詐欺に遭う可能性があるので注意しましょう。

2. 出品者の信用度(評価)を確認し、過去の取り引きした人々の感想や評価が高い人とだけ取り引きするようにしましょう。外国人とトラブルになってしまうと、言葉の壁が大きな障害となってしまい、最終的には泣き寝入りしなければならなくなるかもしれません。

3. 落札(購入)する商品は、自分が良く知っているモノの方が安全です。商品名だけではなく、型番や年式などまで詳細に知っているものなら、ニセモノや嘘の説明を見抜くことができるからです。また、常識外れに高い金額で落札してしまうリスクも回避できます。

4. 落札(購入)する商品について、詳しい人から購入する方が、全く知らない人から購入するよりも安全です。「性能はよく判らないけど、カッコいいですよ」なんていう人は、悪意なくその商品の状態が悪いことに気付けなかったりします。また、適当に説明してごまかそうとする人を排除することもできるので、より安全になります。

5. リスクを最小限にするために、現金の送金による支払いはできるだけ避けるべき。クレジットカードを利用すれば、商品が届かない時にその支払いを拒否することもできるので、クレジットカードでの支払いをオススメします。

6. 郵送方法は郵便局の国際郵便か、フェデラルエクスプレスなどの国際郵便になりますが、いずれにしても「追跡できる郵送サービス」で送ってもらうべきです。時々、アメリカから発送された物が、日本に直接届かず、他の国を経由することもあります。そういった場合には通常よりも1週間以上到着までの時間が長くなることもあります。また最悪の場合には紛失されてしまうこともあるので、必ず追跡して確認できる方法で送ってもらいましょう。

端的に言って、まずはeBayのみを利用することをオススメします。
そして、英語が苦手という人には、セカイモン(Sekaimon)サービスをオススメします。
セカイモンであれば、eBayに出品されている物の中で、アメリカ国内のみ郵送に対応する物であっても落札することができます。そういった物は、通常海外からの入札ができないので、eBayで直接入札しようとしても、「この商品は日本へ郵送できません」と表示されて拒否されてしまいますが、セカイモンからであれば入札が可能です。

逆に、セカイモンでは入札できる金額の上限設定が3,500ドルになっているので、それ以上の金額の物を落札しようとしたら、eBayで直接入札するしかないので覚えておきましょう。

セカイモンでeBayに出品されている物を見ると、いかにも翻訳ソフトで直訳したのがわかるへんてこりんな日本語の商品説明がちょっと残念ですが、それでもeBayで直接英語で対話したりするよりは、安心して安全な取り引きができると思います。

ビリヤード用品は、まだまだ日本国内だけで欲しいものを探しても見つからなかったり、入荷まで数ヶ月も待たなければならないこともあるけれど、eBay/セカイモンならすぐに見つかるかもしれません。

でもやっぱり海外から物を買った事がない人には、色々と戸窓いや心配もあるでしょうから、最初は、ハズレ商品を掴む心配のある中古品の購入よりも、送料や関税を払っても、国内で購入するよりも安くなることも多いので、新品のスペアシャフトなどを購入してみるのが良いかもしれません。



2012年2月8日水曜日

スキップウエストンのキュー

スキップウエストンキュー/Skip Weston Cueというキューメーカーをご存知でしょうか。

あるビリヤードのプロ選手の方から、剣ハギがとてもキレイなキューなので、そういったキューが好きな人にはとてもオススメだと教えて頂き、アメリカのウェブサイトなどを探し、ようやく一本気に入るものを見つけることができました。

スキップウエストンキューは、1990年にアメリカのニュージャージー州に設立されたキューメーカーで、独自の製法で作られたキューのハギはその製法の違いから他社のキューとは違い、スキップウエストンは90度に尖らせたハギのコンポーネントを組み合わせることで、継ぎ目の無いハギを作ることに成功しているのです。また、キューに使用されている木は全て自然の色のまま使われ、染色されたベニアなどは使用していないというこだわりがあります。

一年間に製造されたキューの数はおよそ50本程度だったようですが、残念ながら数年前にその製造を終了しているようです。

キューのデザインはザンボッティやバートンスペインの影響を受けていて、非常にオーソドックスなものが多いようです。




いつかは欲しいと思っていたカスタムキュー。
一生大切にしたいと思います。

2012年2月1日水曜日

中国のビリヤード場の看板

下の写真は、中国の深圳(しんせん)へ行った時に見かけた看板。

明らかに看板の絵から「ビリヤード場」だと判りますが、残念ながら時間の都合でお店の中に入ることができなかったので、中の雰囲気などは判りません。
「英式」と「美式」と書いてありますが、おそらく「英式=スヌーカー」で、「美式=ポケットビリヤード」ということだと思われます。日本でアメリカのことは「米国」ですが、中国では「美国」なので、美式はアメリカ式=ポケットビリヤードだと想像しています。


下の写真はマカオで見かけたビリヤード場の看板です。
マカオ(中国語で澳門)は中国に返還されるまで、ポルトガル領だったため、看板の下にはポルトガル語でも書かれています。


このところ、中国や台湾や韓国などではビリヤードがとても人気が高く、世界的に活躍するプロ選手も多いようです。昔はアジアでビリヤードと言えばフィリピンの選手が強くて有名でしたが、最近は他の国からも強い選手が増えているようです。

日本ももっとビリヤード業界全体が盛り上がって、もっと強い選手を排出できるような環境が整うことを願います。