2012年7月4日〜7月8日にベトナムのホーチミンで「第6回アジアンビリヤードチャンピオンシップ」が開催されます。
アジア6カ国から32名の選手が出場してワンクッションビリヤードとスリークッションビリヤードの二種目で競技が行われ、この大会の優勝者は9月にポルトガルで開催される世界大会に出場することになるそうです。
日本からはワンクッションビリヤードには「町田正プロ」「森陽一郎プロ」「小林英明プロ」の3名が、スリークッションビリヤードには「梅田竜二プロ」「竹島欧プロ」の2名が参戦するそうです。
ワンクッションビリヤードは、スリークッションと同じキャロム競技の一つで、3つのボールでプレーし、文字通りワンクッションで二つの的玉に当てる競技です。
日本やヨーロッパなどでは「バンドゲーム」とも呼ばれるワンクッションで、「バンド」とはおそらく英語で言う「バウンド」のことだと思われます。
日本ではバンドゲームをプレーしているところを見かけることは少ないですが、ヨーロッパではスリークッションを始める前にこのバンドゲームでしっかりと腕を磨いてからスリークッションをプレーするのが一般的のようです。
ちなみに、私は知りませんでしたが、今回この大会が開催されるベトナムはキャロム競技がとても盛んな国で、強豪選手を排出していることでも知られているそうです。